やっぱり日本人はお米、と思い知った日

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先日何かの記事で、発酵食品は自分が生まれ育った土地のものじゃないと効果が薄い、とかってのを読んだ。日本人なら味噌、しょう油、糠漬け、納豆など。そして、発酵食品じゃないけれど、主食には米。日本人はコメ食わないとダメって良く聞く話ではあるが実際どうなんだろうか。

先日、週末に食った生牡蠣にあたって 3日間苦しんだ。
弱った身体で食欲もなく、まるまる 2日間ほぼ飲まず食わずで過ごした 3日目。少し回復してきたときに、じゃあ何を食べようかと。
最初、消化器が弱っているのだからという理由でレトルトパウチのお粥を食ってみた。これがまるでうまくない。というよりも不味い。不思議に思いつつも、しばらくしてから意を決して、普通に炊いたご飯を食べてみた。白いご飯。冷凍保存していたやつだけど、これが旨いのなんの! 良く噛むとなんともいえない甘みも感じられて、飲まず食わずで弱った身体に染みわたるようだった。つい、一膳では足りずにもう一膳食べた。一緒に納豆も。そしてその後、体調は順調に回復した。

なぜお粥はうまくなくてご飯が旨かったのかは謎だが(噛んでも旨みがでないからかも)、とりあえず普段の生活においても、米のごはんを良く噛んで食べるということ。日本人である以上、体質的にもこれが結構重要なんじゃないかと思った次第。