あまり使いたくない!「もしものときの瞬間パンク修理剤」なんですが・・・
パンク修理剤って必要なような必要ないような、自分にはちょっと微妙なツール。
レース中にパンクしたら使おうってことで買ったものの、バックポケットに入れてレース走るの嫌だし、かといってリタイヤして回収車乗るのも嫌だし。だいたいパンク箇所が確実に塞がるかどうかわからないってところがもっと嫌。
今回、乗鞍ヒルクライムのレース中 Equipe のリアタイヤがパンクし、ゴール後に手当てすることになったのだが、たまたま下山用の荷物の中に修理剤 effetto mariposa Espresso を入れたあったので試しに使ってみた。
ただし、パンク後もゴールまで走り続けたらしく、どの程度チューブが傷んでいるのかはわからない状態。
(1)ここで普通にチューブ交換していれば良かった(かもしれない)
とりあえず修理剤を注入。すると、パンク箇所はふさがったように見えた。しばらく待ってから押してみると圧力はまあまあ保持されている。しかし空気圧が低い。体重が軽ければぎりぎり乗れるかどうかといった程度。
下山するのにグニャグニャなタイヤじゃかわいそうだなーと思い手動ポンプでエアを足すが、なぜか思うように入らなかった。
(2)このままの状態で下山してみたら良かった(かもしれない)
でもやっぱ空気圧低いよ、ってことで CO2 ボンベを使う。これが失敗の元だった(かもしれない)。
修理剤で塞がりかけていた穴から修理剤が噴出!まわりが泡だらけになり、さらにエアは完全に抜けるという恥ずかしい状況になってしまった。周りの視線がわりと痛かった。
結局、チューブ交換、そして手動ポンプでエア充填。
自分の予想としては、圧力が低い状態であれば修理剤で穴は塞がっていた。それが高圧を掛けたことでダメになった。ということだと思う。
(3)しかし・・・
でも、仮にそうだとしたら、下山時に路面の凹凸やタイヤに負荷が掛かるコーナーで同じようにエア漏れしたかもしれない。よって最初からチューブ交換が必要であった、ということにしておこう。。。
帰宅後チューブを調べたらかなり大きな穴が空いていて、これは修理剤ではとても無理な感じだった。
修理剤や CO2 ボンベは無駄にしたけど、無事に帰れていろいろ勉強になったのでよかったのかな。今後また修理剤を買うかどうかは別として。
コメント投稿