今日使う工具は、カートリッジBB取り付け工具とコッタレス抜き。
まずはクランク外側のフィキシングボルトを外しコッタレス抜きをセット。んで、先の方のをスパナでねじ込んでいくと、テーパー形状のBBシャフトに食い込んでいたクランクがぼこっと外れる仕組み。
BBを外した後は例のありえない形の右ワンにM16 ナットをはめ込み(これがぴったりはまる!)、M12ボルトで固定。これは日本ケチャップ党「ママチャリの右ワン外しに成功」を参考にさせてもらいました。ありがとうございます。
反対側はかなり適当にやったけどちゃんと外れたよ。あとはカートリッジ式のBB入れて作業終了。
しかしまあ、前回確認済みの左ワンも、今回初めて外した右ワンも購入1年半とは思えないほどひどい状態。これなんか一周ぐるっと削れてる。中華ママチャリはこんなものか。だから1万円以下で買えるってことか。
取り外したパーツの総重量は 393グラム。鉄の固まりだからね。こんなもんでしょ。だいぶ軽量化に貢献。



見た目に反して?安い(これで ¥1,180)パーツなので、ママチャリを買ったときのまま何年も乗っているなら交換するといいと思う。これはシマノのスクエアテーパード。
シールドカセットなのでカップアンドコーンみたいにバラして清掃して、グリース塗って、玉当たり調整して・・・などと楽しむことはできないタイプ。
※鉄のフィキシングボルト付きです。

3連休は心ゆくまで自転車整備を満喫。
ママチャリのペダルに周期的なコツコツした感触が出はじめたため、BB(ボトムブラケット)を外す。と、こんなありさま。グリスだったらしきものはすでに油汚れ以外のなにものでもない。
バラしてディグリーザで清掃すると、一見綺麗そうに見えるものの実はとんでもなくひどい状態。
スチールボールの色が左のと右のとで違う。右のはグリス切れで焼けた色。焼きなまった状態。おまけによく見ると一部破損。これがコツコツ感の犯人と思われる。
さらにワン側とシャフト側にもカジリ。BBの予備はないのでとりあえずスチールボールを新品に交換してセラミック系グリースを充填。
そして悪名高き右ワン。こんなの外す工具、普通持ってねーよ。なんだよこれ。まあボルトとナットの組み合わせで外せるんですけどね。
今回はリアブレーキの位置も変更。前回あのクソ重いキーキー鳴くデフォルトのブレーキを外し、すでにキャリパー化していたのだけど、今回はそれをBB後ろの位置に移動。アームがちょい短いんでこれでギリ。思った位置までチェーンを引けない。ロングアームのに交換だなぁ・・・
その他ついでに前後ハブの分解清掃&グリースアップを実施した結果、回転系がスムーズになり大変満足。
ワンとBBシャフトに見つかった「かじり」が、今後どの程度影響するのだろうか・・・? と思いつつ、本日(10月11日)カセット式BBを発注しちまった。
スチールボール代(1/4 18個 840円 Y's 新宿カスタム店)無駄になったじゃん、とは思わない。作業楽しんだからよし。
