猫様専用ドア

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

「2017年最初の DIY」は風呂場やトイレの目隠しとか書いておきながら、予算の都合でこれになりました。

猫様専用ドア

received_1064290427012611

いくつかの市販品(価格は 1,500円程度から高いもので 5,000円ぐらい)も検討したのですが、

うちのリビングの扉はガラスがはめ込んであって、その下の木の部分に取り付けるとすると縦の寸法が厳しい。

received_1064290433679277

ということで市販品はあきらめ、嵌め込みガラスのぶち抜きでやってみることに。

すこし高さがあるけど、うちの猫ちゃんたちはうまくくぐりぬけられるのだろうか...?

おや?! 穴があいてるぞ?

received_1064290467012607

なんじゃこりゃ?

received_1064290457012608

この扉の嵌め込みガラス、甘くみてました。簡単に割れるだろうと。

最初、ガラスを押さえている枠部を外せば、ガラスを取り外せるだろうと思ってやってみたものの、

釘を抜いても枠が外れない。なんと接着されている。

ならば、ガラスを叩き割ってやろうじゃないか。と。

これが実は大きな間違いであって、後ほど後悔することになるのだった。

まずは飛散防止にガムテープ貼り。両面とも。

んでもって、トンカチでコツンと。

ん?びくともしない。

もうちょっと力を入れてゴンッと。わ、割れない。。しかも飾りの枠が割れて落ちたぞ。。

トンカチのテイクバックを大きくとりガツン。これでやっとヒビが入った模様。

が、扉の向こう側に細かなガラス片が飛散。前面ガムテープ貼ってたのに...

ガラス飛散はほっといて、ほぼやけくそで叩きわったものの、

その後 1時間ほど、ガラス片の後片付けをするはめになったのだった。

嵌め込んであるガラスは結構厚みもあり、雪見障子のガラス割ったときとは比較にもならない丈夫さ。

ハンマーで叩いたら蜘蛛の巣状に割れるであろう、との予測もむなしく、

かなり細かな破片が広範囲に渡って飛び散り、それはもう悲惨な状況。

大きめの破片は手で取り除き、小さな破片はガムテープでくっつけ、

さらにフローリングワイパーや掃除機など総動員。

手を何か所か負傷して流血するも、かわいい猫ちゃんたちにケガをさせるわけにはいかない。

泣き泣き床にはいつくばって懐中電灯の光を当てながら、

反射して光る破片を徹底的に掃除したのだった(´;ω;`)

扉には二重窓作成のときに余った中空ポリカーボネイト板を使い、

ワイヤーハンガーの針金を中空部分に通して蝶番代わりにした。

ちょんちょんしながら前足をつっこむきなりくん

received_1064290383679282

きなりちゃんはすぐに通ってくれた

received_1064290380345949

ゆずちゃんは、ガラスが無い状態のときは、ぴょんぴょん通り抜けてたのに、

ドアを付けた途端、わけが分からずドアの前で考え込む。

received_1064290400345947

そのうち慣れてくれるのだろうか?



ちなみに、このドアの可動部分(ふつう蝶番などを使う部分)、

細い角材(10mm ぐらい?)をポリカ板の幅に合わせて切り、

2㎜ ドリルで両端に穴を開け、

針金をポリカ板に通し、

その針金を角材に開けた穴に引掛ける

という方法で実現。

通常、中空ポリカ板は溝を縦方向に使うものだが、こんな小さいサイズのドアに強度も何も関係ないし、

この溝に針金を通したりして有効利用できるので、あえて横向きで使用している。