IKEA 製品は良いのか悪いのか

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IKEA 製品、うちでは結構いろいろと買ってます。

重量級(100㎏超?)シェルフユニット

白い陶器のキッチンシンク

陶器の洗面ボール

洗面所の鏡と照明

クリスマスのデコレーション照明

二人掛けソファ

ロッキングチェア

バースツール

クッション & クッションカバー

その他小物

ぱっと思い出せないけどまだあるはず。

そして今後ますます増えそうな予感。

巷では、IKEA のシンクは水の流れが悪いからダメとか言われるみたいで、うちのリフォームに来た工務店も、デザインがいいからみなさん買いたがるけど日本製のものにすることを強く勧めているとのことだった。

分かってないね、プロなのに。考え方が固着していて古いんだと思う。

そういえばこの工務店、やたらお客さんの側に立った施工とかデザインとかっていってたけど、いい加減さは昔ながらの日本の工務店の悪いところそのままだった。

確かに排水は悪い。排水口の径が小さく排水パイプも細いんだから当然だ。

大き目の鍋でパスタを茹でて一気に鍋のお湯を流したりすると、排水し終わるまでしばらく待たなければいけない。

水を出しっぱなしで洗い物をしていたら、排水が追い付かずに水が溜まっていく。

でもこれは日本の水の使い方の問題だと思う。

以前暮らしたイギリスでは、洗剤と水を溜めた洗い桶に食器を入れてブラシで洗う。そして洗ったあとも適当に泡を流すだけで、日本のように大量の水を流しっぱなしにして流すことはない。結構泡付いてるけどそのまま。

それがいいというのではないけど、日本の場合は水を使い過ぎだと思う。

そういえば IKEA のシンクや洗面ボールの排水口って、鎖の先にゴム製の栓が付いているのとは違って、上からぽちっと押すと排水口が塞がって水を溜められるようになっている。

最初この機能に気付かなかった。

使ってみるとすごく便利な機能である。

栓をしてからシンクに食器を入れて、すこし水を溜めた状態で洗い物をする。

洗い桶はいらない。

洗い終わったあとも排水しながら少な目の水で流す。

こういう使い方が合っている。

シンクの話ばかりだけれど、IKEA のシンクにはあと 2 ついいところがある。

ひとつは、排水パイプの接続がおそろしく簡単であるにも関わらず水漏れがない。

これいいところというよりも不思議なところ。

設置場所に合せて伸縮可能な排水パイプとか、構造的に見て水漏れしそうな作りなのである。にも関わらず漏れない。

日本製の水栓の取り付けのように、取り付け時に必要な専用工具もいらない。コーキングも力技も技術もいらない。なんなのだこれは?!

設置後心配でよくシンクの排水口の接続部分や排水パイプをチェックしているのだが(現在も)、これまでに一度も一滴も水漏れは確認していない。

もうひとつはメンテナンス性の良さ。

排水パイプに U 字状のトラップがありそこにゴミが溜まるのだが、その部分が簡単に外せて掃除ができる。

設置場所にもよるだろうが、うちのように自作のフルオープンのキッチンなら、下にバケツでも置いて外してやればよい。

国産のだとシンクの排水口自体にゴミが溜まるようになっている。これはこれで便利なのだが、すこし手入れをさぼるとにおいやぬめりの原因にもなるし(まあこれはどっちも一緒だが)、IKEA のシンクを見慣れると、国産の口径のでかい排水口は恰好悪くさえ思えてくる。

ソファやチェアについてはまずその安さがあるけれど、大き目な作りでゆったり座れるところが良い。そして割と丈夫。

難点は日本人の体格にやや合っていないところか。。。足が、着かない。私の場合(笑)

照明類は少しいただけない感じではある。

LED 電球は暗めのものしかないし、配線やスイッチなど規格的にどうなんだ?というものが多い気がする。

こればかりは使い方云々の問題ではないのでどうにもならない。

バカでかい重量級のシェルフユニットについては、引っ越し屋さんがぼやいていた。

ダボ継ぎ式の組み立てなので、その重さもあって運ぶときに分解してしまうらしい。

うちの引っ越しのときは、あらかじめ分解してくれと言われた。

という難点もいくつかあるのだが、うちの場合かなり使い方が合っているので IKEA 製品は総じて高評価である。