同軸ケーブルの取回しで屋根裏を這いずり回る

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(※ 屋根裏アンテナ設置完了図)

DIY 第三弾 UHFアンテナとケーブル取廻し その1 で書いたとおり、TVアンテナを屋根裏部屋に設置するための同軸ケーブル(アンテナ線)の取回しで悩みに悩んだ。
もともとの計画では、屋根裏部屋に設置したアンテナから、壁の中を通してテレビが置いてある部屋のアンテナコンセントまで引っ張る予定だったのだ。しかし27年前の木造住宅に、天井を貼った後で新たに配線を通すための配慮などは無い。2階の押入れの天袋から屋根裏に入り、配線の状況、家自体の構造などは把握し、従来のアンテナ線が階下へ降りているところを覗いてみても、そのまままっすぐに目的の部屋まで降りているわけではないのでどうにもならない。既設のアンテナ線を呼び線代わりに利用することも考えたのだが、実際にやってみるとどこかで壁に固定されているようで動かない。万事休すか・・・。しばし埃まみれの屋根裏で這いつくばったまま途方に暮れた。そして屋根裏を盲滅法這いずり回った結果、なんと和室の天井を踏み抜くというアクシデント発生。
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写真で見ると大したことない? 天井から足が突き出るほどではなかったし。でも、ベキッ、バリバリッ、とやっちまった瞬間はなんとも情けない気分だった。あとで直さなきゃ。

そんなこんなで途方に暮れていたとき、手持ちのライトを消してみると屋根裏の端っこのほうにうっすらと陽の光が射している場所があることに気付いた。あ、アンテナは屋根裏部屋に設置するとして、そのケーブルは無理して屋内配線でがんばるより一旦外に出しちゃえばいいじゃないか。再び灯ったかすかな期待を胸に、明かり目指して匍匐(ほふく)前進開始。

その明かりの正体は、軒下から天井裏に外気を取り込むための通気口だった。これ使えるんじゃねーの?
一旦天井裏から這い出し、アンテナ設置予定の屋根裏部屋の壁の隙間から、屋根裏のさっき見た通気口の方向に同軸ケーブルを出して再度屋根裏へ。ちょうどいい場所にケーブルが顔を出していた。しめしめ。そこからは簡単な作業だ・・・とはいかなかった。通気口の隙間が狭くてケーブルが通らない。また天井裏から外へ這い出る。
電気ドリルを持ち出して軒下の通気口の穴を広げる。再び屋根裏へ。今度は通った。次に、屋根裏で腹ばいになった体勢のままで約20mのケーブルを通気口の穴から手で送り出す。体勢が厳しく、何度か休憩しながら5cmぐらいずつプランク状態でケーブルを繰り出す。冬の寒さにもかかわらず汗が滴る。やっとのことですべて通し終わってから、こんどは天井を踏み抜かないように注意して、屋根裏へのアクセスポイントである押入れの天袋へ脱出。もう全身埃まみれ汗まみれ。もう2度と天井裏には入りたくないぞ。

この後の作業は今までの苦労に比べたら簡単なもので、家の外壁に沿って1階までケーブルを下ろし、エアコンのダクトから屋内へ引き込み、ケーブルにF型コネクタを着け、アンテナの設置と位置調整。どうだ!ブースター無しで見事に映った。弱電界でブースター必須って地元の人に聞いてたから、7,000円のブースターも買っといたのに。未開封でヤフオク行きにするか。

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近所の家のアンテナの向きを真似して大雑把に設置したまま、調整の必要もなく視聴可能だった。

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同軸ケーブルは、石膏ボードの壁の隙間から屋根裏へと続く。

アンテナ、同軸ケーブルすべてを屋内に設置するのが理想だったのだが、アンテナは屋内、ケーブルは一部、屋外、という結果になった。目標達成率50パーセントな感じではあるが、ブースター無しでよく映ってくれるし、天井裏設置というスマートな設置ができたので満足。正月の地デジ番組も見ることができるようになった。機会があれば屋根にある既設のアンテナを取り外したいところだ。