スピードプレイ専用(四つ穴)シューズにステンレススチールウェアプロテクタは必要か
スピードプレイ専用シューズには、カーボンソールを保護する目的の薄いステンレス製のプレートの使用が推奨されています。実際に 1年ぐらい使用したステンレスプレートを見ると、ペダルが当たるところがしっかりと凹んでいます。
構造的にこれは当たってはいけないもので、設計ミスなんじゃないの?とも思うけど、じゃあ、使わないとどうなるかってことです。
ステンレススチールウェアプロテクタ(名前が長い)外しました。現在、2ヶ月目です。
ペダルの当たる部分を見ると、予想通りカーボンが削れているようですね。
でも、それによってどのぐらいソールの強度が落ちるのかというと、あまり影響ないようにも思えます。
サイクリング用途とか、レースに出ることが多いとかその走り方にもよるんでしょうが、月間走行距離が 1,000キロから 1,500キロ程度ならシューズ自体の使用期間は 1年ぐらいでしょうか?
であれば、シューズがダメになるころまでソールが持てばいいわけです。割れたりしない安全な範囲で。
という考えで、検証するためにステンレスプレートを外しました。
つるっつるのステンレスプレートをソールとクリートの間に挟んでいると、クリートがズレるんですよね。プレートを外したことで、まず、このクリートのズレがなくなりました。
クリート取り付けネジは、強く締め込むと C リングの動きが悪くなり、ペダルがはまりにくくなります。そして C リングへの負荷も高くなり折れやすくなります。
でもペダルのキャッチ&リリースのし易さや C リングへの負荷を考慮して、取り付けネジをクリック感があってから 1/4 だけ締める(メーカー推奨)だけだと、走っているうちに結構ずれてきます。特に Qファクター。
今回プレートを外したことで、やっとメーカー推奨の締め具合で OK となりました。
クリートがズレるのは精神衛生上もペダリングにも良くないので、これでスッキリです!
ただ気になる点もあります。
それは、メーカーのサイトだか取説だかに書いてあったような記憶があるのですが、ステンレススチールウェアプロテクタはカーボンソールとペダルの保護のため、ということです。
カーボンソールはシューズの寿命まで持てばよいのですが、ペダルはもっと長持ちしてくれないと困ります。カーボンソールと擦れることでペダルまで削れてしまい、長く使えないとなったらちょっと考えもの。
ということで、もうしばらく検証してみます。あー、でももうすぐシューズ交換時期なんだよな。
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