28年前にこの家を建てた大工さんに会いにいってきた

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階段裏のサインに続き天井裏からもサイン入りの新聞が出てきて、これはもう本人に会いに行かなければ気が済まない。ということで、ほんとに行ってきた。アポ無し、階段裏の写真とサイン入り新聞紙、手土産に千円の和菓子で突然のご自宅訪問。

数日前にチャリで偵察に行ったときは車がなく留守っぽかったのだけど、今日は庭に車がある。自転車もある。

ピンポ~ン......少しの間があいて、年齢的にちょうどご本人らしき方が出てきた。

なんと話し始めたらいいのやら。心の準備は何も無い。

とりあえず、自分の住所と名前を言い、実はリフォームしてたらこんなの見つけました、ご本人ですか?と写真と新聞を見せてみた。

突然の訪問者に最初こそ怪しんでいそうな雰囲気だったものの、事情を理解してくれたらしく、しばしなごやかにお話。家の場所もだいたい覚えていた。当時はいろんなところでこういう「いたずら書き」をしてたらしい。でも、こうやって人が訪ねてきたのは初なんじゃないの?笑

大工道具はまだ手元に少しは残ってるらしいけど、いまはもう引退しててご隠居生活。でも話し方も動作もしっかりしていてとても元気。奥さんいないのかな。これはちょっと聞けなかった。

しきりに、いい加減な仕事してたかもしれないからごめんな的なこと言ってて、おかしなとこあったら言ってよなんて。暇なら遊びがてら大工仕事しに来てよ、と言いたかった。

お土産のお菓子をしきりに悪いなあって、ほんとに良い感じの人で会いに行ってよかった。